永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

星がくれた名前 1

 

晴れた七夕は久し振りな気がします。

 

友人が最近新しく犬を迎えました。先代が大型犬、今回小型犬でしたが、先代犬種からプロファイリングして(犬の飼育は犯罪ではありません)見事犬種を予測しました。

調子に乗って名前のプロファイリングもしたのですが(名付けは犯罪ではありません)そちらはかすりもしませんでした。

 

現在は各種プロジェクトが画像収集期間中なので、

星にまつわる珍しい語句を紹介したいと思います。
こちらの本から抜粋しましたが、説明文を自分の言葉で少し短くしているので、気に入った語句があったら命名する前に原典をご確認下さいね。

星の文化史事典

星の文化史事典

 

 


アウォナウィロナ [北米] 北米インディアン、ズニ族の創造神。太陽神。

アガスティヤ [インド] リグ・ヴェーダに登場する聖仙。ラーマーヤナでは南方を治める聖仙。タミル人はカノープスと同一視する。

アカトゥチヌタチラ [鹿児島] 沖永良部島のユタが夜明けに唱える祝詞。太陽ガナシが病気になり弟が悪霊を払う。

アケト [エジプト] 古代のエジプトでは1年は12カ月で、4カ月ずつアケト・ペレト・シェムウの3季に分かれていた。

アケルナル [ギリシア・ローマ] エリダヌス座の一等星。もとはアラビア語でアル・アキール・アル・ナフリ(川の果て)という名前だった。

アシュヴィニー [インド] インドの黄道星座二十七宿の一つ。おひつじ座βγ星。馬の首の形。装飾品を好む、知恵あり、美貌。インド暦アシュヴィニー月(9/23~10/22)において、この星宿に月が来た日が満月になることに由来。

アスタルテ [エーゲ海沿岸] シリアの豊穣の女神。星の女神の意も。ギリシアアプロディーテーユダヤのアシュトレト女神と同一視される。

アタエンシク [北米] イロコイ族の女神、天界の女王。

アピスアート [北米] ブラックフット族の太陽神ナトスの子で金星。

雨夜(あまい)の星 [愛媛] うしかい座一等星アルクトゥールスの和名?梅雨の時期に漁をすると沖で見られるという。

アリアンロッド [ウェールズ] かんむり座はカエール・アリアンロッド(アリアンロッドの住居)と呼ばれる。アリアンロッドは「銀の車輪」を表す名。ケルト最高神ダグザの妹で時の女神。アリアンロッド時の車輪を回し続ける限り世界は続く。銀の車輪とは天の川のこと。

アリニッド [アナトリア] ヒッタイトの太陽の女神アリンナ。もとは町の名前で、その町の女神がアリニッド(アリンナの太陽)と呼ばれた。

アルガリ [キルギスタン] 中央アジアの野生の羊。翼の生えた3匹のアルガリ座はトータイという狩人と猟犬から逃げ続けている。

アルゴノウツ [ギリシア・ローマ] ホメロス叙事詩に登場する、金の毛の羊を探しに大船アルゴー(快速)に乗って遠征に出かけた英雄たち。

アルシャ
アルシ [インド] ヒンドゥー神話。太陽の馬車をひく7頭の馬のうち2頭。アルシャは赤い牡馬、アルシは6頭の牝馬の中で最もすぐれた馬。

アルスウィズ [北欧] 北欧神話の巨大な馬。太陽ソールまたは月の馬車をひき天をかける。

 

※「アルシャ」と「アルシ」が50音順で入れ替わっていますが、直すと原典及び説明文と逆になり混乱しそうなのでこのままにします。※

続きます。