永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

昔の本棚 1993年11月~

1993年

11月

ぼくは勉強ができない

              山田 詠美

 新潮社              B

天国にいちばん近い島

               森村 桂

 立風書房             B+

マジカル・ハイスクール

               朝松 健

 富士見ファンタジア文庫      C

幽霊たち

          ポール・オースター

 新潮社              B+

そして誰もいなくなった

         アガサ・クリスティー

 ハヤカワ・ミステリ文庫     特A

箱男

              安部 公房

 新潮文庫             D

ネコの手も借りたい

              斉藤 由貴

 小学館              C-

17 Seventeen

               不破 純

 角川書店             C

幸せのビブリオン

              斉藤 由貴

 小学館              C

呪い!

         アーロン・エルキンズ

 ミステリアス・プレスハヤカワ文庫  特A

12月

羊をめぐる冒険

              村上 春樹

 講談社             特A

青い壺の謎

          アガサ・クリスティ

 新潮文庫             A

ああ大誤解

         運命の謎を探る会 編

 KAWADE夢文庫            D

夢見た旅

            アン・タイラー

 早川書房             B

ミステリー風味ロンドン案内

         西尾 忠久/内山 正

 東京書籍             C-

ファタ・モルガーナ 幻影の王国

      ウィリアム・コツウィンクル

 福武書店             A+

羊男のクリスマス

       村上 春樹/佐々木 マキ

 講談社文庫            A+

リサ・H エレファント・マン病とたたかった

      少女の記録 リチャード・セヴェロ

 筑摩書房             B-

プレイバックへようこそ

              氷室 冴子

 角川書店             C

土星を見るひと

               椎名 誠

 新潮文庫             C

 

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 ※以下、ネタバレを含む感想です

ぼくは勉強ができない。主人公と作者の名前が漢字2文字もかぶっているので、作者はこの作品に相当な思い入れがあるのだろう…という書評をどこかで読んだ気がするのだけれど、そこを意識してしまうと鼻につく感じがしたような覚えが。

 

 

天国にいちばん近い島差別用語に読んでいるこちらがびくびくさせられましたね。見せ場の文章は良かった筈です。

 

 

マジカル・ハイスクール (富士見ファンタジア文庫)

マジカル・ハイスクール (富士見ファンタジア文庫)

 

マジカル・ハイスクール…もしかしてこれは今で言う「ラノベ」?

(おそろしい表紙以外全然記憶にございません)

 

  

箱男には訳のわからない不快感を覚えましたが、引きこもり等が身近になった今なら、もしかして少し理解できるのかも知れません。

 

 

呪い!は考古学系で面白かったと思います。

 

 

夢見た旅アン・タイラーって、『ここがホームシック・レストラン』の作者か!

かなり後になってどハマリするのですが、こんなに早くに読んでいたとは!

しかし、あまり面白く無かったらしい!?

(デジタルデータにして初めて気づく事って多そうです)

 

 

ファタ・モルガーナ―幻影の王国

ファタ・モルガーナ―幻影の王国

 

ファタ・モルガーナ 幻影の王国

ずっと気になっていたのに、題名と表紙の大人っぽさに怖気づいていたのを覚えているのですが、内容はどんなでしたっけ。

 

 

羊男のクリスマス (講談社文庫)

羊男のクリスマス (講談社文庫)

 

羊男のクリスマス

絵本みたいで可愛いです。どうにかこうにか、ハッピーエンドでしたよね!?

 

 

なんだか格好いい表紙、可愛い表紙、図書館で借りるのが恥ずかしい表紙以外あまり覚えていませんね。それでも普段よりは記憶が残っていたようです。