永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

昔の本棚 1999年1月~

1999年

1月

アジアその日その日

           飯沢 耕太郎 編

 福音館             特A

ポチの結論

               藤門 弘

 小学館              D

2月

地獄を見た少年 あるアメリカ人の

  ナチ強制収容所体験     B・スパンヤード

 岩波書店 同時代ライブラリー     特A

ヨーロッパ 民族食図鑑

              森枝 卓士

 ちくま文庫            A+

おしゃべりカメラ プロから学ぶ撮影

  テクニック110〈応用編〉      小菅 宏

 はまの出版            A

言いなりになった女 上

       スコット・バーンサイド& アラン・ケアンズ

 ハヤカワ文庫           A+

言いなりになった女 下

       スコット・バーンサイド& アラン・ケアンズ

 ハヤカワ文庫           A+

プロカメラマンへの道

             中村 堅太郎

 サンドケー出版局         B

追わずにいてくれたら

          サンドラ・ブラウン

 新潮文庫            特A

3月

ストレス学入門

               永井 明

 講談社文庫            A

短編集 死神とのインタヴュー

               ノサック

 岩波文庫             A+

犬は子をどのように育てるか

              森永 良子

 どうぶつ社            A

太陽と月に背いて

      クリストファー・ハンプトン

 徳間文庫             B

死者におくる入院案内

              赤川 次郎

 新潮文庫             D+

なんでも第一号! びっくり本

       びっくりデータ情報部 編

 青春BEST文庫            D

ジョーンズの世界

       フィリップ・K・ディック

 創元推理文庫           A

俘虜記

              大岡 昇平

 新潮文庫             A+

二分割幽霊綺譚

              新井 素子

 講談社文庫            D

恐竜レッドの生き方

        ロバート・T・バッカー

 新潮文庫             A

 

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IKEAなので

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北欧です。立川市

 

※珍しく、ちょっぴり多めに語っています。

アジアその日その日

アジアその日その日

 

写真集。アジアの熱気が強すぎて、こういうのに紛れている日本の光景が好きではなかったのですが、今見たらどう思うのでしょうか。

象やラクダを使役している人々の生命力には目を見張るものがあり、最後の画像は、同じアジアの仲間で良かったと思えました。

 

 

ポチの結論―藤門弘の新・愛犬講座 (ビーパル・ブックス)

ポチの結論―藤門弘の新・愛犬講座 (ビーパル・ブックス)

 

 

 

地獄を見た少年―あるアメリカ人のナチ強制収容所体験 (同時代ライブラリー)

地獄を見た少年―あるアメリカ人のナチ強制収容所体験 (同時代ライブラリー)

 

この少年の痩せ細った母親と、母親の双子の姉妹 (片方は収容されなかった) が並んだ写真は衝撃的です。

少年達は救出された直後にドカ食いしていましたが、それが原因で亡くなる人も多かったんですよね…。

 

 

おしゃべりカメラ 応用編―プロから学ぶ撮影テクニック110

おしゃべりカメラ 応用編―プロから学ぶ撮影テクニック110

 

リストに書ききれなかったのですが、「小菅 宏 著 川口 裕久 監修」 です。

 

 

言いなりになった女 上・下 は、実話だったはずです。

男性一人ではなく、カップルに声を掛けられたら車に乗ってしまうかも知れませんね。そして…。

スコット・バーンサイド&アラン・ケアンズ

(全角で書いておかないとブログ内検索できないみたいですね)

 

 

短篇集 死神とのインタヴュー (岩波文庫)

短篇集 死神とのインタヴュー (岩波文庫)

 

難解すぎず綺麗な文章だったと思います。

 

 

犬は子をどのように育てるか…副題は「ある児童心理家の母と子の『ふれあい』の記録」です。

ダルメシアンの群れから1頭の仔犬を早期に離し、一般家庭で可愛がって育てて貰ったものの、1年後に戻した犬社会では仔犬に噛みついたり、まともにやっていけなかったんでしたっけ?

この本の影響で、最近のペットショップで仔犬を数頭一緒に展示して社会性アピールをしていても、所詮は「蠅の王」だと思ってしまいます。親犬がついていないと。

(「蠅の王」、読んだかどうか記憶にありませんが)

 

 

太陽と月に背いて (徳間文庫)

太陽と月に背いて (徳間文庫)

 

この表紙…垢じみた衣裳で抱き合わなくちゃいけない俳優も大変ねえ…と。

 

 

なんでも第一号! びっくり本 のさらに続く長い副題は、「面白すぎる "元祖" の話」です。

 

 

二分割幽霊綺譚 (講談社文庫)

二分割幽霊綺譚 (講談社文庫)

 

 

 

恐竜レッドの生き方 (新潮文庫)

恐竜レッドの生き方 (新潮文庫)

 

「ユタラプトル」…いや、ラプトルという言葉自体をこの時初めて知りました。

遺伝的多様性の大切さにも少し気付けた気がします。純血種の犬の繁殖とは逆を行っているような…。

 

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国道1号線。大手町駅前交差点。