永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

試験する視線

片眼鏡に見透かされたのはわかっていた俯瞰する翼竜に向かい顎を上げて見返す催眠術の眼に耐えてもいい呑み込まれてもいい入口は一つではない

魔法の教室

教室は 逆に思い出が混ざって複雑になった夢に似ていた

空虚を満たす思い出

今は誰もいないけれどあの頃はみんながいた

波のないそよ風

何を聴いているのかとてもとても静か

夢の中の街

懐かしい夢を探しに行くあの道

窓から遥かへ

太陽と月から見えない窓があっても星の光と風たちはその窓を見つけますように

昔の舞台のような色

懐かしんでいる今も忘れられない色彩が増え続ける

振り返ると

今年の思い出はすでに花よりも多くて

彼岸

本当にあちら側の岸のよう

明るいまま暮れる日

秋の色もまだ淡く

魔法の花園

紫色の魔法白い猫は幻

特別な日の夜

出掛けよう

大家族

鳥たちはどこまでが家族?

光の波

背泳ぎして寛いでどんどん晴れてゆく

青空遊泳

君がいれば海の冷たい青さも晴れた日の空の青

手の中の太陽

雛鳥を優しく包む庭

レモンキャラメル

ひよこたちが遊びに来たレモン色からほんのりキャラメル色まで

小さな収穫の庭

この庭にみんなを呼ぼう

晴れた日の庭

晴れた庭はお茶会のための庭

十字の家

救いの家があるのかは知らないけれど

雲が流れて

別天地にさえ感じる

水曜日、

虹。ようやく雨が止んだ。

月が見えない

いつまで降るのだろう

初秋の空気

同じ呼吸で生きている気がした

水と緑の中で

響くようなそれでいて調和する色

止まったような瞬間

狩りの前の祈り

今できること

秋が終わる前に沢山の葉を見つけよう

青い柿

夕陽の色になるまで

久しぶりの別の季節

久しぶりの青空はもう 次の季節へ