永遠のなかの庭園

ブログ8年目に突入!

キャラメル箱の庭

暖かそうに見えたから

何故か懐かしくもあったから

絵のように思えた現実

瑕疵がなければ戻れなかったかも知れない

淋しい梢とガラスの空

掻き傷すら見えない透明すぎて聴こえない

人知れず染まればいい

雨にならなかったのが嬉しい

夢のあとにも時は巡り

哀しみを哀しみで隠して優しげな日溜まり

儚いものが美しいから

若さを差し出してまで再会へとひた走る

眩しくて霞むほどの光

それでも青すぎる空が映え

どこまでも色彩を追い

いつまでもと願い続ける

とっておきの秋の欠片

時々は捕まえられたと信じてる

小さな宇宙を見おろす

天からの視点と変わりはないけれどならば神は何を思って

誰もここにいないのに

思い出がこの眩しさよりも瞼に焼きついているから

空と雲、それぞれの彩

この黄昏は一瞬だけの混ざらない色

いつか彼方へ駆け出す

あの向こうを恐れずに

それはきっと秘密の印

すぐ近くに魔法か妖精が潜んでいる

儚く去ってしまう一瞬

どこまで咲けば最も美しいのか何故生まれたのか枯れるまで知らされないのか

何度でも巡って欲しい

何度逢っても足りないから

山あいに響く生命の声

この空に何を想う

こちら側の明るい岸辺

きっと今はまだあちらへ続いていない

ここが生きてきた大地

そして故郷の大気

低空の淀みを呼吸して

あの鳥たちは何故飛べるのか

秋は決して白くもなく

それなのに探してしまう

いつの間にか過ぎ去る

それぞれの季節にはっきりと別れを告げたことはない

風任せ日和の休憩時間

どこでだって癒し癒される

激しい熱気と太陽の下

喜び以外何も持たず

夢見ることができずに

走り方さえ忘れて見上げた空

どれもすべて氷の黄昏

どの色も忘れない

地球が回っているから

あらゆるものが動き続ける

葉の帳を潜って行こう

通り抜けることが可能ならその向こうは不思議の国

何もかもが夏に染まり

熱気の波に引きずられ走馬灯のように点滅する

向こう側へ行けるはず

やっと見つけた扉と、その限られた時間