星にまつわる珍しい語句を紹介しています。
こちらの本から抜粋しましたが、説明文を自分の言葉で少し短くしているので、気に入った語句があったら命名する前に原典をご確認下さいね。
これはデイジーでしょうか?
★デイジー [ヨーロッパ] 古い英語で Day's eye (太陽の眼)という意味があると言われる。
★ディリエ [北米] ナヴァホ族はプレアデス星団をディリエと呼び、絵を一筆書きで描く。
★テポステカトル [中米] アステカの都テノチティトゥランの守護神。三日月の鼻をもつ月と闇の神。
★テルナテ [インドネシア・モルッカ諸島] 水浴のためインドネシアのテルナテに天降った7人の天女のうち1人がテルナテの王子に捕らえられ王妃となり、その子供達がテルナテ、ティドーレ、バチャンの三王国の王となった。
★天一 [中国] 中国の星座で西洋星座のりゅう座の一部。「天界の最上神」の意。
★天苑 [中国] 中国の星座で、「天子の動物園」の意。
★天笛 [中国] 雲南省に曼飛竜塔という九塔からなる塔があり、最上部には風によって鳴る銅製の天笛がついていて音が出るという。
★トト [エジプト] 鳥または犬の頭をもつ。夜・月・数学・魔法を司るエジプトの古い神。
★トリリトン [イギリス] ストーンヘンジのリングの内側の、より巨大な5セットの組石。何のための構造物かわかっていない。
★ドルヴァ [インド] ヴェーダ神話の軍神インドラの、ヴァス神群と呼ばれる八人の従者の一人。北極星の神。
★夏日星 [日本] 6月の暑い夜、歌人土師連八島に歌を競おうともちかけた童子。名歌を詠み、正体を聞くと「天の原、南に住める夏日星、豊聡に問えよもの草とも」と詠み海に消えた。八島が聖徳太子に報告すると、太子は「それは螢惑星であろう、歌好きで私達が聞いたことがないような歌を詠むという」と語ったという。
★ナトス [北米] ブラックフット族の太陽神。*1
★ナナヤ [中央アジア] ホラズム、ソグディアナで信仰された月の女神。彫刻では4本の腕をもち、その2本で太陽と月を持っている。
★ヌム [ロシア] サモエド族の天空の神。 [シベリア] シベリアのヴォグール族の神話で、天体神ヌムは七つの天中の七番目の天に住む至高神で、太陽と月がそれぞれ眼であるという。*2
※ふりがなの無いものは原典にも記載無し。※
※「トシウモルピリア祭」もリストに加えようとしましたが、説明がよく理解出来ず断念。
「トナティウ」は、やや血腥いイメージのためリスト外へ。
「ニアミ・アベ」または「ニャミ・アベ」はインカ夜の太陽(つまり月)で良いかと思いきや、太陽の妻を奪おうとして追放された様子。※
「天一」もラーメン屋感があるのですが、中国語で読むと「ティエンイー」、「天笛」も点滴とか天敵ではなく「ティエンディ」になるので悪くない名前だと思います。