永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

昔の本棚 1994年8月~

1994年

8月

星の王子さま

          サン=テグジュペリ

 岩波世界児童文学集1      特A

歪んだ果実

        ジョナサン・ケラーマン

 扶桑社ミステリー        特A

イギリスは愉快だ

                林 望

 平凡社              A

三年坂

              伊集院 静

 講談社文庫            B-

グラス・キャニオン(上)

        ジョナサン・ケラーマン

 扶桑社ミステリー        特A

グラス・キャニオン(下)

        ジョナサン・ケラーマン

 扶桑社ミステリー        特A

中国行きのスロウ・ボート

              村上 春樹

 中公文庫             A

こんなものを買った

              原田 宗典

 毎日新聞社            C+

わが手に拳銃を

               高村 薫

 講談社             特A

ニューヨーク編集者物語

     ドナルド・E・ウェストレイク

 扶桑社ミステリー         A

殺人者は眠らない

          ウィリアム・カッツ

 扶桑社ミステリー         A+

サイレント・パートナー(上)

        ジョナサン・ケラーマン

 新潮文庫            特A

9月

サイレント・パートナー(下)

        ジョナサン・ケラーマン

 新潮文庫            特A

全日本食えばわかる図鑑

               椎名 誠

 集英社文庫            D

凶夢など30

               星 新一

 新潮文庫             B+

デスマスク展示会

              都筑 道夫

 光文社文庫            C

単純な生活

               阿部 昭

 文芸文庫             C-

インナー・トラヴェルズ 上

         マイクル・クライトン

 早川書房             A+

インナー・トラヴェルズ 下

         マイクル・クライトン

 早川書房             A+

音の晩餐

                林 望

 徳間書店             C+

夏至南風〔カーチィベイ〕

             長野 まゆみ

 河出書房新社           A

ザ・ベスト・オブ・サキ Ⅰ

                 サキ

 ちくま文庫            A+

沈黙

              遠藤 周作

 新潮社              A+

 

f:id:jerich:20180118012201j:plain

ファーレ立川。2016年撮影。

f:id:jerich:20170302210751j:plain

立川市。2017年撮影。


※以下、少々ネタバレと、リチャード・バック氏へのお詫びです。

(何やらかしたんだ)

星の王子さまはこの時初めて読みました。特Aになってはいますが、理解と言うか、自分の中で消化できた気がしません。

 

 

わが手に拳銃を

わが手に拳銃を

 

小説を書くのに綿密な取材が必要だと知ったのは、この辺りだったかも知れません。

 

 

ニューヨーク編集者物語 (扶桑社ミステリー)

ニューヨーク編集者物語 (扶桑社ミステリー)

 

ウェストレイクはハズレが無さそうなのに、あまり多く読んでいないんですよね。

 

 

サイレント・パートナー (上巻) (新潮文庫)

サイレント・パートナー (上巻) (新潮文庫)

 
サイレント・パートナー (下巻) (新潮文庫)

サイレント・パートナー (下巻) (新潮文庫)

 

この話に登場する人物のとある設定がいかにもフィクションっぽい…と思っていたのですが、実際にあるらしくて驚きました。

(ネットが普及してから知りました)

 

 

インナー・トラヴェルズ 上下

さて、ここでお詫びを言わなくてはいけません。

リチャード・バック氏に。

私、このインナー・トラヴェルの内容が、バック氏の「イリュージョン」だと間違って覚えていました。

だから前回

確か、ここまではまだ普通?だった気がします、リチャード・バック。(何が?)

こんな事を言いましたが、 普通じゃないのはインナー・トラヴェルです。若かったのでけっこう感動して高評価をつけましたが、今読んだらラリるれろ?と思うのではないかと。でもサボテンの件は今でも正直羨ましいです。

 

 

夏至南風〔カーチィベイ〕…美しい題名とは裏腹にえげつない内容だった気が。面白かったようですけれども。

 

 

ザ・ベスト・オブ・サキ Ⅰ…まず「サキ」って変なの。女の子か!?と思ったのに、面白かったです。クローヴィス・サングレールの名が出るとわくわくしました。

 

 

沈黙は、遠藤周作の別の著作を薦められたのに(「海と毒薬」だったか)見つからなかったから読んだような気が。でも最後の台詞は今でも覚えています。