永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

昔の本棚 1997年1月~

1997年

1月

魔法使いの弟子

          ロード・ダンセイニ

 ちくま文庫           特A

ニュークリア・エイジ

         ティム・オブライエン

 文春文庫             B+

サイダーハウス・ルール 上

         ジョン・アーヴィング

 文春文庫            特A

サイダーハウス・ルール 下

         ジョン・アーヴィング

 文春文庫            特A

探偵を捜せ!

            パット・マガー

 創元推理文庫           A

セント・メリーのリボン

              稲見 一良

 新潮文庫             B

ネオフィリア 新しもの好きの生態学

          ライアル・ワトソン

 ちくま文庫            B

非常識の美学

               森 瑤子

 角川文庫             C

2月

ケロッグ博士

       T・コラゲッサン・ボイル

 新潮文庫             C

冬の梅

              芝木 好子

 新潮文庫             A+

火事場でブギ

       スティーヴン・ウォマック

 ハヤカワ・ミステリ文庫      A+

赤毛のレドメイン

        イーデン・フィルポッツ

 創元推理文庫           A

奇妙な味の物語

              五木 寛之

 角川文庫             B-

山椒魚

              井伏 鱒二

 新潮文庫            特A

フランス・ルネサンスの文明 人間と社会の

 四つのイメージ    リュシアン・フェーヴル

 ちくま学芸文庫          C+

人形の家

               イプセン

 新潮文庫             A+

闇は知っている

             池波 正太郎

 新潮文庫            特A

災いの天使

        パスカル・フォントノー

 扶桑社ミステリー         C-

「好きっ!」になるにはワケがある

       びっくりデータ情報部 編

 KAWADE夢文庫              B

バラバラの名前

              清水 義範

 廣済社文庫            A

元祖「ニュース足報」決定版

             週刊文春 編

 文春文庫             B

メアリー・ライリー ジーキル&ハイドの恋

        ヴァレリー・マーティン

 文春文庫             B-

人生はバターの夢

           フランツ・リッツ

 扶桑社エンターテイメント    特A

 

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東京都府中市の花は梅。

 

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「現代塵」アートです。立川市

 

※本題から離れたところでネタバレ中です。↓

一年のはじまりに魔法使いの弟子とは、我ながらセンスが冴えていますね!内容は忘れましたが、ダンセイニなら間違いないです。

 

 

サイダーハウス・ルール〈上〉 (文春文庫)

サイダーハウス・ルール〈上〉 (文春文庫)

 
サイダーハウス・ルール〈下〉 (文春文庫)

サイダーハウス・ルール〈下〉 (文春文庫)

 

あまり覚えていませんが、おやすみなさいの台詞が好きでした。

 

 

 

セント・メリーのリボン (新潮文庫)

セント・メリーのリボン (新潮文庫)

 

そりゃこの表紙じゃ読みたくなりますけれども。

そこそこリアルな探偵ものかと思ったらぶっ飛んだ設定で、小学生があらすじを考えたのかというレベル。こんなのがドラマ化されちゃうんだ…。

盲導犬」をこれっぽっちも取材しないで書くんだったらファンタジーに分類しておいてくれないと。

 

 

 

ネオフィリア 新しもの好きの生態学 に書いてあったのかどうか忘れましたが、ライアル・ワトソン氏の著書に「アフリカの子供に文字を教えると、教えていない子よりも多くの衣服を必要とする」とか「人間は複雑な発声機能と引き換えに、自分の吐瀉物で窒息する唯一の動物になった」みたいな事が書かれていませんでしたっけ?本当なのかすごく疑問なのですが。

 

 

 

ケロッグ博士 (新潮文庫)

ケロッグ博士 (新潮文庫)

 

(グリコのおっさんっぽい表紙…)

 

 

 

冬の梅 (新潮文庫)

冬の梅 (新潮文庫)

 

確か短編集でしたが、その苗字はさっきシリアスな役で使ってたのに今回は…えっ!?となった記憶があります。

深い意味は無くても、無いと判るまでは深読みしちゃいますよね。

 

 

 

火事場でブギは「殴られてもブルース」の続編です。

 

 

 

赤毛のレドメイン家 (創元推理文庫 111-1)

赤毛のレドメイン家 (創元推理文庫 111-1)

 

 

 

 

ところで、井伏氏とイプセン氏を同じ月に読んだのはギャグのつもりでしょうか?

図書館の本棚は「日本人作家50音順」「外国人作家50音順」とで分かれていますが、時々その大前提を知らないまま作業した人が居たらしい痕跡がみられる事があります。よく採用されたな…。

 

 

 

メアリー・ライリー―ジーキル&ハイドの恋 (文春文庫)

メアリー・ライリー―ジーキル&ハイドの恋 (文春文庫)