永遠のなかの庭園

書きたいことがありすぎても大変

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

荘厳な季節

長い秋も最終章へ

月夜を歩く

風の音落ち葉の音月の光

待ち焦がれた夢

もう逢えない誰かに逢えそうな空気

自分を信じて

もう少しここにいたい誰よりも早く遠くへ飛びたいどちらが報われるか分からないのだから

曇り空の一日

日時計が読めないから時間を忘れてしまおう

翼のなかった頃

優しく手を差し伸べてくれたね

夢の横丁

今学園がある街の魔法の場所

鉄の歩んだ道

在りし日の鉄道を称える学園だった公園と枕木のように続く空

秋風の花

こんなに小さいのに冬を怖れていないかのよう

秋の雲模様

鳥が運んだ 雲の粒涙はもうどこへ行ったか分からない

落葉の言の葉

悲しく見えたのならごめんねと

暖かい色で

日が傾いても雨が降っても明るく見えるのは

これからの命

終わりに向かう季節にも始まりがあり色のない白い空を忘れて見つめた

豊穣の名残

こうして下ばかり向いて歩いていても

緑と透明の部屋

泣き出さないようにガラスの内側の変わらない場所で深呼吸して

移り変わり

あらゆるものが次々と違う色に染まって

冬への帰り道

一人ぼっちの色だから連れて帰った

指折り数える

落ち葉のように沢山の日々が通り過ぎて今年どうしてもやりたいことをあと1つだけ

道化師の舞台

こうして時々スポットライトの当たる場所へ進み出たり逃げ出したり

実りの木陰

そっと ここに隠れて鳥が来るのを待ってみようか

冬支度を

もうすぐ星が輝く

思索の日々

学び 語り合うとあっという間に時は過ぎて

重ねてゆく

煉瓦の建物群は積み重ね構築していった知識と その歴史の象徴

学びの箱庭

時にはお祭りもする学友達のための場所

学問の森で

そこが夢に見たアカデメイアだった

寄り添うと

どれも枯れて欲しくなくて泣きたくなるけれど

門の向こうへ

さらに深く秋の近くまで行こう

新しい歌が

覚えたい歌は瞬く光のように掴めずでも 夢のように繰り返す

遠い国の館

この緑なら大丈夫故郷を想う気持ちを受け止められる

風を連れて

ここは同じ風が吹くくらいには近くて