不思議の島
秋は 思っているより近い
物思いの季節には 少し早いけれど
部屋のどちら側も 圧倒的に緑
豊かな夕暮れ
藍の色。 季節に飛び込んで 流れるということ
栄光の王座
真夏は 時々 誰もいなくなる
街の猫は 必ず何かを 待っているのか
時々夢売りが来る場所
待っている誰かは 来ただろうか
熱気も 豪雨も 受け止めてこの中に 夏の記憶
小さな世界
暑さのあまり オアシスに避難
一番充実した緑色
この庭は 空の近くにある
外の世界から 箱庭に帰る
影を知るのは 秋になってからでいい
昼下がりは 誰かを待つための時間
蝉の声が届く範囲は すべて聖域
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