永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

昔の本棚 1995年9月~

1995年

9月

ビジネス・ナンセンス事典

      中島 らも (絵 ひさうち みちお)

 講談社              C+

ライトニング

        ディーン・R・クーンツ

 文春文庫             A+

さようなら少年ギャルソン

      アレクサンドル・ジャルダン

 新潮社              A+

僕が戦場で死んだら

         ティム・オブライエン

 白水Uブックス          A+

メタモルフォセス群島

              筒井 康隆

 新潮文庫             A-

一杯の珈琲から

         エーリヒ・ケストナー

 創元推理文庫           A-

金閣炎上

               水上 勉

 新潮文庫             A

チュニジアの夜

          ニール・ジョーダン

 文学の冒険シリーズ 図書刊行会      B

壁のない病室 ある精神科医の記録

              栗原 雅直

 中公文庫             C

10

黄色い部屋の謎

           ガストン・ルルー

 創元推理文庫           A

からっぽ男の休暇

           いとう せいこう

 講談社文庫            C

メアリー、ドアを閉めて 傑作選1

   スー・グラフトン/ジェレマイア・ヒーリィほか

 扶桑社ミステリー        特A

バーニング・シーズン

           サラ・パレツキー

 ハヤカワ文庫          特A

子供たちは森に消えた

           ロバート・カレン

 早川書房             A+

10月はたそがれの国

          レイ・ブラッドベリ

 創元SF文庫           特A

明日があるなら(上)

         シドニィ・シェルダン

 アカデミー出版          A

明日があるなら(下)

         シドニィ・シェルダン

 アカデミー出版          A+

隠れ家PWA+シスターズ・イン・クライム傑作選2

     サラ・パレツキー/ロブ・カントナーほか

 扶桑社ミステリー        特A

りんごの樹の下で

              桐島 洋子

 角川文庫             C-

風に立つ少年

            V.クラピーヴィン

 10代の本セレクション 理論社       A+

探偵になりたい

           パーネル・ホール

 ハヤカワ文庫          特A

盗賊会社

               星 新一

 新潮文庫             A-

50の職場と50の小説

               川西 蘭

 角川文庫             C

相棒は女刑事

           スーザン・ウルフ

 ハヤカワ文庫           B

死者の奢り・飼育

             大江 健三郎

 新潮文庫             A+

フォト・ジャーナリストの眼

              長倉 洋海

 岩波新書             A

残像に口紅を

              筒井 康隆

 中公文庫             A

ブロンクス物語 -愛につつまれた街-

         ジェイムズ・エリスン

 ハヤカワ文庫          特A

われはロボット

         アイザック・アシモフ

 ハヤカワ文庫           A+

自動起床装置

               辺見 庸

 文春文庫             C

 

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調布市。2017年撮影。

 

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田中梅夫さんの作品。2015年撮影。

 

※以下、ネタバレと言うよりは、「わかる人にはわかる」コメントを少々。

僕が戦場で死んだら (白水Uブックス)

僕が戦場で死んだら (白水Uブックス)

 

 

 

 

実は、せっかく美大生さんから「金閣寺」(三島由紀夫)を薦められたのに、間違えて金閣炎上(水上勉)を読んでしまったんです。まさか著者五十音順のすぐ近くにこんな罠があろうとは…。いや、そこそこ高評価ですけれども。

 

 

 

メアリー、ドアを閉めて隠れ家は、

PWA+シスターズ・イン・クライム傑作選の1と2です(題名に載せきれませんでした)。

今「女流作家」などと言うと怒られそうですが、爆発的に流行した時代がありましたよね!

この2冊という鉱脈を掘り当てたので、この後どんどん読みますよ!

 

 

 

10月はたそがれの国にたどり着くまでずいぶんかかりましたね!?

 

 

 

 

 

 

探偵になりたい (ハヤカワ・ミステリ文庫)

探偵になりたい (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

この主人公憎めない!シリーズ再読したいです。

 

 

 

大江健三郎氏のノーベル文学賞受賞は1994年。きっとそれがきっかけで読んだんですね。

飼育…私もこの場に居たら「飼育」しそうでリアルでした。

 

 

 

残像に口紅を (中公文庫)

残像に口紅を (中公文庫)

 

面白かったです!昔だから、チェックは手作業でしょうか!?

チェックした人の名前まで載っていませんでしたっけ?

 

 

 

最近のAIって現代っ子だから三原則知らなさそうで怖い…。

この時代のロボットなら信用でき…ないですねやっぱり。←ネタバレ

 

 

 

 

月に21冊読むなんて頑張りましたが、読み飛ばすとやはり覚えていないものです。

 

ところで、このシリーズのカテゴリーは

「本性をあらわす」

にしようと思います。

 

「ほんのりスト」はもう使っている人が居るし、

「本量発揮」もそうだし(言うほど読んでいませんし)。

 

 

アーシュラ・K・ル・グィン氏が亡くなられましたね。

この記録を始める前に読んだ「ゲド戦記」はとても好きなのですが、こちらで紹介できる本は1冊だけ (しかも低評価) かも知れません…。

ノートをパラパラめくって調べるのは大変なので、やはり早くここにリストを全部載せたいと思いました。