永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

森の向こう

その向こうには音楽堂があって真夏の日差しが目まぐるしくて

光の夜の森

行ってみたいあの向こうへ

夕べの招集

今日はどの店に集合?

金属の行進

この街では生物の形であれば生命を貰える

馴染みの夢

いつかの夏にも逢ったね

思い出の波

…涙?

演奏会の館

緑の中の昔からある大きな建物は音楽の思い出を語ってくれる

白い天使達

空が広くなったから小さな花が咲きこぼれる

夏空の両極

西の空 東の空全く違う調和と共存

黄昏の噴水

水の音が止まって静かな闇に眠るのか水滴が弾けて広がるおとぎの世界になるのか

魔法の王国

今はすべて夢の彼方夏の雲の向こうの楼閣

あの頃の夏

夏休みになった瞬間が真夏の真っ只中だった

「今」の場所

いつだって今が一番明るく昏いんだ

退廃の園

誰かが去ってから豊穣が始まるのか

亜熱帯へ

7月でも温室は別世界

夢は雲の上

雲の梯子よりも大きくなった今その手に掴む夢

夏咲きの貌

夏の花は花火の花

緑・赤・白

緑溢れる街には赤がよく映える

緑の街角

風景の断片でさえ育みと 思索を抱く文教の街

同じ星の

そこがどこなのかどうやって辿り着けるのか全く分からなくても同じ星の上

朱夏の社

この夏に負けぬように

幻のような庭

土のない場所にも庭が欲しくて

いつかの夏

あれはいつの夏だっただろう

黄昏は深く

緑濃くどこまで夏は深いのか

七月の夕べ

願い事はいつでも同じ

雨の隙間に

冒険者は虹のように晴れ間を渡り歩く

色褪せても

大切な思い出

光に晒され

白昼夢の季節へ

巣立ちの色

夕方の明るさに草原からの切ない呼び声

この寺の

活気と 静けさと