終戦の8月。
変電所のことを何度も思い出していましたが、このイベントも偶然通りかかって撮りました。
※画像12枚※
「変電所」についてはこちらからどうぞ。
時々内部公開されていて、このブログでも何度か紹介していますが、夜間に入るのは初めてです。
「平和」が儚く揺らいでいますが、こうして大切にしようと動く心が美しくて。
これだけの被害を受け、戦時に人が亡くなっている場所ではありますが、内外から明るく照らしていてボランティアさんも複数人居るので、さほど怖くはないと思います。
(昼間何度も行っているから慣れたのでしょうか?)
白日の下で見るよりも、機銃掃射の痕跡は深く。
すぐ外の公園では、子供たちが綺麗な歌をうたい。
横顔のような傷口を癒したくても、片手に余る大きさで。
(雨ざらしの外壁ではありますが、崩れたら困るので実際に手は触れていません)
(2階は立入禁止)
世界の大きさ、社会のままならなさを知ってしまった大人の私は「いつまで平和でいられるのかな…」などと諦観に入ってしまいますが、昔は頑張れば何とかなると思っていました。
(栄養失調系の小説ばかり読みすぎたのか、戦争が一部の人にとって儲かると知ったのは高校辺り?)
「ゆとり世代」、「さとり世代」、そして歌っていた小学生たちはどう感じているのでしょうか。核実験は昔からありましたが、「テロ」は今ほど頻出する単語ではなかった気がするのですが。