1997年
3月
★破れた繭 耳の物語*
開高 健
新潮文庫 A+
★死体の証言 死者が語る隠されたドラマ
上野 正彦 × 山村 正夫
光文社文庫 A
★ガラスの靴|悪い仲間
安岡 章太郎
講談社文芸文庫 A
★河馬の夢
清水 義範
新潮文庫 A
★デキゴトロジー RETURNS
週刊朝日 編
朝日文庫 C+
★恐怖の研究
エラリイ・クイーン
ハヤカワ・ミステリ文庫 A
★聖者の行進
創元SF文庫 特A
★明治のベースボール
文春文庫 A
★小鼠 ニューヨークを侵略
レナード・ウイバーリー
創元推理文庫 特A
★なにもしてない
笙野 頼子
講談社文庫 B-
★あかるい部屋のなかで
金井 美恵子
福武文庫 B
★リスクが多すぎる
ボブ・バーガー
講談社文庫 A
★アジアの誘惑
下川 裕治
講談社文庫 B
★信じることと、疑うことと
なだ いなだ
ちくま文庫 C
4月
★ロボットの時代
ハヤカワ文庫 A+
★ハーメルンの死の舞踏
朝日新聞社 特A
吉屋 信子
講談社文庫コレクション 特A
アラン・ラッセル
集英社文庫 A+
★犬たちの隠された生活
エリザベス・M・トーマス
草思社 B
★自由契約少年ノース
アラン・ツァイベル
新潮社 C-
★犬に精神科医は必要か
P. ネヴィル
講談社 A+
★27(上)トウェンティ・セヴン
ウィリアム・ディール
角川文庫 A+
※以下、ネタバレがあったりなかったりするのでご注意下さい。
どこまでが事実なのかわかりませんが、ここまで赤裸々に書くものなのかと衝撃を受けました。本当なら、開高道子氏は両親の気質が遺伝してしまったのではないかと…。
リストには書ききれませんでしたが、上野正彦氏は「元東京都監察医務院長」、山村正夫氏は「推理作家」です。
恐怖の研究も、ホームズ対切り裂きジャックものでしたっけ。
総合点では「ホワイトチャペルの恐怖(上・下)」と、どちらに軍配が上がるのでしょうか?
明治のベースボールは、「 ’92年版ベスト・エッセイ集」です。
ドタバタコメディなおとぎ話なのに、案外ありえそうな気がして楽しかったです。キレイな終わり方だったせいか、続編は読まなかったのかも知れません。
なにもしてないの社会病理は、今思うと時代を先取りしていたような気がするのですが、それは表題作だったか「イセ市、ハルチ」の方だったか…。
ハーメルンの死の舞踏、特Aではありますが、「自由の牢獄」のように読み返す感じとはまた違います。私は「はてしない物語」や「モモ」のようにテーマがはっきりしすぎているものを好まないのですが、この物語もそちら側です。
しかしながら、笛吹き登場時の描写などには魅了されました。
安宅家の人々、リストに書ききれませんでしたが、「大衆文学館 講談社文庫コレクション」でした。
- 作者: エリザベス・マーシャルトーマス,Elizabeth Marshall Thomas,深町真理子
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1995/08
- メディア: 単行本
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…「なにもしてない」んでしたっけ。
う~ん…映画にすると面白いんでしょうか?
( 映画名は「ノース 小さな旅人」だそうです )
先代犬を迎えるまでに長い長い準備期間があったので、教育方針は定まっていましたが、行動学等、勉強は続けていきたいです。