1999年
5月
★メモリー・ゲーム
ニッキ・フレンチ
角川文庫 特A
★カメラは病気 あなたに贈る悦楽のウイルス
和久 峻三/田中 長徳
光文社文庫 A
★夜の配当
梶山 季之
角川文庫 B+
★生贄の島 沖縄女生徒の記録
曽野 綾子
文春文庫 特A
★犬と分かちあう人生
エリザベス・オリバー
晶文社出版 B+
★茶色い部屋の謎
清水 義範
光文社文庫 A+
★非常階段
梶山 季之
角川文庫 C-
★チャーム・シティ
ローラ・リップマン
ハヤカワ・ミステリ文庫 A
★趣味の写真入門
中谷 吉隆
日本文芸社 A
★めんどうみてあげるね 新宿職安前託老所
鈴木 輝一郎
新潮文庫 B
★オルゴールの鳴る部屋で
新潮文庫 特A
★AIソロモン最後の挨拶
ジョン・マクラーレン
創元ノヴェルズ 特A
★写真の上手な写し方
阿由葉 しげる
金園社 B
★少年・あかね雲
井上 靖
新潮文庫 A
★さよならを言うには早すぎる
アーサー・メイリング
角川文庫 A+
★笑われるかも知れないが
原田 宗典
幻冬舎文庫 C-
★マリアンヌの気紛れ 他一編
ミュッセ
岩波文庫 A
※今回は角川書店が多めですね。ややネタバレしています。
以前に「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」も読んでいるので、記憶が混ざってしまっている部分もあります。木の上から少年が「兵隊さん、兵隊さん」と日本兵を呼び止めるのは生贄の島でしたっけ?
「あなたは生きるさだめ、私は死ぬさだめ」と女生徒が言っていたのはどちらだったか…。
世界の僻地で動物たちのために尽力しているのは、英国人女性が多いそうです。犬や猫との共生においては、日本はまだまだ僻地のままだと思います。
梶山季之氏の2冊、確か実家にあったのですが誰の趣味だか…。
(どちらか1冊に引いた覚えが)
内容はほとんど覚えていないのですが、ドッグレース絡みでグレーハウンドが登場します。でも期待よりは犬の出番が少なかったのでは。
犬の名前、「エスケイ」でしたっけ。
めんどうみてあげるね 新宿職安前託老所 …確かあとがきで、お祖母ちゃんっ子の妹が幼い頃に放った言葉が不気味だったため?着想したと書いてあったような…。達観したブラックさ。
AIソロモン最後の挨拶…登場人物の、"L"と"R"の発音が逆なカラテの師匠(日本人)、きっとちょっと好きになります。結局映画化はされなかったんでしょうか?
写真撮影に身が入る季節ですが、ハウツー物は装丁や内容があまり印象に残らないですね。