※画像20枚・画像サイズ大きめ※
※!!涙腺注意!!※
※企画展示は終了していますが、おまけの本のネタバレ注意!※
去年から、これは観に行く!と騒いでいましたが、2月に行って参りました。
(ちなみにパートⅠは知らなかったので観ていません)
こんなに毛深い犬なのにハーネスが見えているという事は、相当ゴツい犬具なのでしょうか。当時の素材は本革?装具だけでもかなりの重量がありそうですね。
(写真がボケているのに気づいていなくてごめんなさい)
(「たけし」は先に紹介しましたね!)
「比布のクマ」の精悍な横顔 (ゴロはよく見えなくてごめんなさい、でも体格がいい犬の子供は貴重でしょう) …申し分ない相手ではないかと。ねえ?
すべての犬たち、どうぞ安らかに。
私は理系科目が異常に苦手なのですが、中心綱型の変形だと余計な力が要りそうですね。でも鎖が絡んだり乱闘したりで犬が怪我したら遭難に直結しますよね…。
藤製の橇に500kg積んだということですか!?
犬も凄いですが藤もかなり凄い…。
左上にタロ・ジロと犬係の北村隊員が。
冒頭のポスターにも載っていたベストショットですね!
犬は本当に可愛い動物です。
反射が激しいので画像加工しました。
企画展示で上映されていたビデオ (8ミリ?) 動画では、タロよりジロの方が人懐っこそうに見えましたが (一緒に映っている人との相性もありますけれど) 、このタロはすっかりペット犬の顔になっていますね。
~おまけ~
「昔の本棚」以前に読んだ本ですが、子供の頃、樺太犬関係者の本を2冊持っていました。
犬係、北村隊員の著書
カラフト犬物語―生きていたタロとジロ 南極第一次越冬隊と犬たち (1982年)
- 作者: 北村泰一
- 出版社/メーカー: 教育社
- 発売日: 1982/12
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小学生向けの本で、カラーイラストが綺麗でした。
晩年のタロと暮らした犬飼教授の著書
動物記なので、犬だけの話ではないです。
タロのことを「いなくなったらどうしようかと思うほどかわいい」などと言った同じ本の中で、防疫のため?どこかの島の犬を皆殺しにしていたりして? (うろ覚え) 小学生が読むには割り切れないものがありました…。
(こちらは子供向けの本ではなかったので、漢字は何とか読めてもまだついて行けない内容でしたね)
その島、礼文島でしたっけ?
犬連れバックパッカー―シェルパ斉藤と愛犬ニホの旅物語 (新潮文庫)
- 作者: 斉藤政喜
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/06
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この本に、穏やかなゴールデン・レトリーバーを猛獣か何かのように遠巻きにされた島が出てきたと思うのですが (またうろ覚え) 、歴史は根深いというか、最近の技術が目まぐるしいから大昔に感じるだけで、暗黒時代なんてほんの少し前だということを忘れているだけか…。
これはだいぶ前に撮影。かなり大きく見えましたが、実物大でしょうか?
「カラフト犬物語」で、元の飼い主が「だいじなはたらき手だから」と犬たちを手放したがらなかったこと、そして首輪抜けをして自由になった犬のほとんどが基地周辺に留まらなかったのは、それぞれの故郷に帰ろうとしたのではないかと書いてあったことを、昔からずっと覚えているから、条件反射のように泣けてくるのかも知れません。
それでも、今も昔も、働く犬たちは幸せそうです。