永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

日本全国名付け紀行 「り」

「全国方言辞典」からの抜粋です。


全国方言辞典

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※細心の注意を払って記事を作成していますが、かなり長期的な作業になるので間違いも出てくると思います。資料として使用される方は原典の確認をお願いいたします。※

※差別的表現が出てきますが、言葉と時代背景は切り離せないものなのでご理解のほどお願いいたします。※

りーしい [大分県直入郡] (形容詞)達者な。
りぐる [高知] (動詞)吟味する。念を入れる。
りっき [宮城県玉造郡山形県米沢・茨城県稲敷郡・栃木県塩谷郡] (副詞)しっかり。
りゅーたつ [周防大島] 龍。
りゅーと [尾張] (副詞)甚だ。非常に。
りゅんがん [南島八重山] 海の神。
りんごみかん [鹿児島県肝属郡] 林檎。*1 

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「りーやん」は「じゃんけん」(香川県高松)。
「りおん」は「当然の権利」(淡路島)。
「りふじん」は「温州みかん」(千葉県山武郡徳島県美馬郡・熊本)。*2
「りょー」は①「庵」(静岡県庵原郡)。②「尼寺」(長野県上水内郡)。
「りょーよし」は「鼠をよく捕る猫をほめていう語」。「これはリョーヨシで昨夜も鼠を二匹とった」(高知)。
「りん」は①「木材や箱などを積み重ねる時その下におく枕木」(奈良県吉野郡・徳島・山口・壱岐)。②「舟を引き上げたり引き下したりする時その下に敷く丸太」(壱岐)。③「袖口などの端につけるふちの布(覆輪の略)」(秋田県鹿角郡)。④「着物のえり」(近畿・新潟県西蒲原郡)。

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マンホール画像は東京都国立市にて撮影。

 

「りんごなしあげる」「りんごみかんあげる」と言われたら、林檎を貰った後もまだ手を差し出してしまいそうですね。

 

*1:「りんごなし」は「林檎」(島根県鹿足郡)。

*2:Google検索によると理不尽ではなく「李夫人」っぽいです。

たまみらギャラリー 3

シリーズ最終回にしてようやく、この場所の説明に入ります。

(皆様行きたくなったでしょう!)

 

 

そもそも、たまみらギャラリー 1 - jerichのブログに書いた、

拙ダイアリー「キャラメル箱の庭」にて、2017-11-21からこっそり先行公開していたのですが

d.hatena.ne.jp

この11月21日のダイアリー画像は関係無いのでは…?と、不審に思われたかも知れません。

 

 

ここは

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廃校を甦らせた場所だったのです。

 

住所

〒190ー0013 東京都立川市富士見町6―46―1

 

(駅からは離れています)

 

 

A棟(南校舎)が「たちかわ創造舎」、B棟(北校舎)が「たまがわ・みらいパーク」ですが、「たまみらギャラリー」はA棟2階にあります。

 

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ここが教室だった事に

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気付いていましたか?

 

 

他教室はフィルム・コミッション事業に使われているようです。

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緑が豊か過ぎて、2階からは多摩川が見えないような気がしますが、真冬はどうでしょうね。

 

 

地図を見ながら初めて行くと、きっと正門(昇降口のあるA棟入口)を見付けると思いますが(サイクルステーションもあるので、自転車乗りの方は多摩川に面した校庭側南門からのアプローチでしょうか)、

d.hatena.ne.jp

私もここから出入りしていたのですが。

 

 

北門(B棟入口)も観るべきですよ!

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 みらい鉄男くんがお出迎え。*1

 

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そしてB棟1階にカフェがあり*2そちらも現代塵アート盛り沢山です!

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「たまがわ・みらいパークまつり」は季節ごとに、年4回開催するそうです!

 

12月と1月は、ここの前の堤防からダイヤモンド富士と日の出が観られるらしいです。*3

 

 

 

~おまけ~

私が初めて出会った現代塵アート。まだガラケーでした。

2014年8月、花みどり文化センターにて。

 

*1:いとこの鉄次郎くんがギャラリーに居るので探してみて下さいね!

*2:紙コップですがコーヒー¥50です。田中梅夫さんオススメ。

*3:12月にダイヤモンド富士で1月に日の出と言う意味でしょうか?よくわかりませんが。

たまみらギャラリー 1

拙ダイアリー「キャラメル箱の庭」にて、2017-11-21からこっそり先行公開していたのですが*1流鏑馬の後、

「たまみらギャラリー」目当てに「たまがわ・みらいパークまつり」へ出掛けました。*2

 

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作家の田中梅夫さんです。

ご覧の通り大変多作な方ですので、まずは見回してみましょうか。

「現代塵」イマジン の世界を。

*1:今回ダイアリーとブログで画像を重複させない予定ですので、ダイアリーも是非見て下さいね!

*2:流鏑馬だけでなく、この日はお馴染み「花みどり文化センター」の「市民文化フェスティバル」で立川盆栽会様や華道展示を観る事が出来、すぐ外の「みどりの文化ゾーン」では「しっぽフェスタ」があり犬で賑わっていたのですが(密度濃すぎ!)。

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日本全国名付け紀行 「ら」

「全国方言辞典」からの抜粋です。


全国方言辞典

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※細心の注意を払って記事を作成していますが、かなり長期的な作業になるので間違いも出てくると思います。資料として使用される方は原典の確認をお願いいたします。※

※差別的表現が出てきますが、言葉と時代背景は切り離せないものなのでご理解のほどお願いいたします。※

らいか [静岡] 広さ。

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「ら」は①(代名詞)「私」(隠岐島)。②(接尾語)「方」「側」。「東ラ」(滋賀県阪田郡・和歌山・香川・高知)。
「らー」(代名詞)は「おまえ」(南島国頭)。太陽神では?
「らい」は①「信天翁」(九州)。②「ゆとり」「間」(新潟県東蒲原郡・石川県金沢・三重県飯南郡)。③(助詞)「わい」。「そうですライ」(愛媛県喜多郡)。
「らいち」は①「余地」(江戸・越後西蒲原・淡路島)。②「空地」(新潟県岩船郡・和歌山)。
「らり」(副詞)は「台無し」「めちゃくちゃ」(仙台・尾張)。
「られんぼ」は「乱暴」(京都府中郡)。

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