永遠のなかの庭園

しばらく過去で暖を取りましょう

昔の本棚 2000年4月

2000年

4月

愛の殺人

       オットー・ペンズラー 編

 ハヤカワ・ミステリ文庫      A

青年時代

              トルストイ

 新潮文庫             A+

幻想の犬たち

   フィリップ・K・ディックほか 著

 扶桑社ミステリー         A+

ニッポン貧困最前線 

  ケースワーカーと呼ばれる人々    久田 恵

 文春文庫             A+

ある微笑

                サガン

 新潮文庫             A

殺人探究

           フィリップ・カー

 新潮文庫             A

娘たちの「はい」

              モラティン

 岩波文庫             A

子どもの瞬間とき

         ウェイン・F・ミラー

 福音館書店            A+

NかMか

         アガサ・クリスティー

 ハヤカワ・ミステリ文庫      A+

死をうたう女

         ブライアン・ハーパー

 創元ノヴェルズ          A

たんぽぽ

              川端 康成

 講談社文芸文庫          B

シーラという子 虐待されたある少女の物語

         トリイ・L・ヘイデン

 早川書房            特A

 

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ニホンタンポポ昭島市

 

※また1冊だけのネタバレになります。

青年時代…自伝三部作、ちゃんと読破したのに内容を覚えていなくて残念です。

 

 

幻想の犬たちは、ジャック・ダン&ガードナー・ドゾワ 編です。

 

 

シーラという子―虐待されたある少女の物語

シーラという子―虐待されたある少女の物語

 

このところ読んだ本の表紙も内容も忘れがちですが、この表紙と、もっとすごい内容は忘れようがありません。

授業の前に学校の流しで洗う必要があるほど不潔で、せっかく綺麗にして髪飾りをつけてあげても、その姿で帰すと父親が逆上するので?髪飾りはヘイデン氏が保管するんでしたよね。

とうとうシーラは家で刺されるけれど、学校へ来て授業を受けてしまう。でも、家で倒れなくて正解でした…。

 

 

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たちかわ創造舎。

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ムサビ生さんの作品。

 

評価の高い本がずらりと並んだリストになりましたが、読み飛ばし系の本で息抜きしないと消化して記憶できないものなのですかね。