2020年2~3月
※クリック注意!ネタバレ・感想あり※
- ルーム ★★★
- エル ELLE ★★
- スウィート ヒアアフター ★★
- チェルノブイリ・ハート (ホワイト・ホース) ★★
- セッション ★★
- ムーンライト ★★
- シティ・オブ・ゴッド ★★★★★
- イル・ポスティーノ ★★★★
- 魔女と呼ばれた少女 ★★★
- ディパーテッド ★★★
★は私の主観によるものです。
★★=ふ~ん…
★★★=ちょっと興味深く、観た甲斐あり
それ以下/以上のものは、それぞれの理由でもっと感情が大きく動いた作品です
(★1作品を最後まで観るかどうかはまだ不明)
『第92回アカデミー賞特集2020』とのことで、過去の受賞作・ノミネート作が無料配信されたようです。
私は『ルーム』配信終了直前の2月半ばからGYAO!利用を始めました。無料配信期間はそれぞれバラバラで、観たい順番で観たわけではありません。
※以下ネタバレ・感想※
再視聴する時間が無かったので、思い違い等失礼があるかも知れませんが。
ルーム ★★★
2016年主演女優賞受賞 GYAO!での評価?も★★★(3.94)。
子役じゃなくて母親役が受賞したんですね。
監禁されていた間は気丈だったのに、部屋を出てから「私が居なくなってもみんな普通に暮らしていたんだわ」と感情を爆発させた辺りは流石でしたが予想はできたので、むしろ孫の顔を直視できない祖父の抑えた演技が印象に残っています。
エル ELLE ★★
2016年主演女優賞ノミネート ★★★(3.10)。
え~っと…?子供の頃の悲劇は結局何だったのか…遺伝的に奇行に走るってことですか (多分違う) ?それにしてもどうして周囲まで壊れた人々で構成されているのやら。PG-12ですがR-18の間違いなのでは。
スウィート ヒアアフター ★★
1997年監督賞、脚色賞ノミネート ★★★(3.27)。
これもまた…。自分の家庭内の問題、夢が断たれた腹いせに、何もかも道連れにしようとしたのでしょうか?いや、取り残された腹いせと言うべきか。
チェルノブイリ・ハート (ホワイト・ホース) ★★
2003年ドキュメンタリー短編賞受賞 ★★(2.02)。
昭和生まれなのでチェルノブイリのことは知っているつもりでしたが、Wikipediaでは「チョルノーブィリ」と表記されていることも知らず、風向きのせいでベラルーシの国土の大部分が汚染されたことも、甲状腺の問題だけでなく心臓に異常のある子供が次々に誕生したことも知りませんでした。
同監督による『ホワイト・ホース』も付いて2編。ホワイト・ホースの若者は病死したとのことでしたが、死因が気になります。
セッション ★★
2015年助演男優賞含む3部門受賞 ★★★★(4.10)。
パ・ワ・ハ・ラ!!モ・ラ・ハ・ラ!!
(セクハラとも言える気が)
指導者もとんでもない体力を使っているのだから筋は通っているのか…楽器を投げているから冒涜か… (ジャズはいいんですか?) 。ストレスの溜まる映画です。でも予告編の言う通り、ラストは凄い!!
ムーンライト ★★
2017年作品賞含む3部門受賞 ★★★(3.40)。
期限が迫っていてとりあえず急いで観てみたもの以外、YouTubeの予告編で映画を選ぶのですが、 これは予告編というより映画の冒頭部分だけが前情報だったんですね。道理で思っていたものとは違うわけです。
シティ・オブ・ゴッド ★★★★★
2004年監督賞含む4部門ノミネート ★★★★(4.19)。
麻薬っぽいものは『ムーンライト』で観たからもういいかな…と思いつつ、見始めたら (登場人物達の聞き慣れない名前に挫折しかけたものの) 構成と語り口、ブラジルのスラム街に引きずり込まれてノンストップでした。
二枚目の登場が唐突に感じたのと、リトル・ゼがブスカペを知らなかったことに引っかかるものがありましたが、映像が計算された音楽のように冒頭に戻って最終章へなだれ込む様は圧巻でした。
イル・ポスティーノ ★★★★
1996年劇映画音楽賞受賞 ★★★★(4.12)。
最初はあまり古臭い映画観てもなあ…と思いましたが、詩人の仮住まいが美しく眼福でした。崖の道も美しいですが、よくそんな柵も無い場所を自転車で走れますね…。そしてずいぶん波が荒いのに、小柄な父親はあんな小舟で漁に出るんですか?
何故マリオが字を読めるのか (父親も村人も読めないらしいのに) 、何故ショットガン?まで持っていた恋人の叔母さん?は結婚を許したのか (既成事実ができてしまったから?) 、マリオは「初めて手紙を貰った」と喜んでいたけれど冒頭のアメリカからの?葉書は手紙のうちに入らないのか、幾つか疑問はあります。
魔女と呼ばれた少女 ★★★
2013年外国語映画賞ノミネート ★★★(3.57)。
コンゴ民主共和国を舞台にした、カナダの映画??
一瞬楽園に見えたあの果樹園みたいなものはアブラヤシ?
両親の時と同じく、夫が死の瀬戸際に直面した時、コモナは14歳でしたっけ?マジシャンは幾つだったのか。
ディパーテッド ★★★
2007年作品賞、監督賞含む4部門受賞 ★★★(3.52)。
皆さん厚みのあるガラケー持ち。
普段映画を見慣れていないせいもあり、駆け引きなどの慌ただしい展開にただ受け身で観賞しているだけの状態になってしまいました。画面の小ささではなく私の頭の悪さにより、アクション場面でレオナルド・ディカプリオとマット・デイモンの区別が度々あやふや。ラストは死屍累々すぎて「で、誰だっけ?」の連続。
受賞等の資料はGYAO!の特集ページを参照。Wikipediaと受賞年が違うものがありましたが、私はGYAO!で観たので。
ネット上のレビュー★★★は2020年3/15時点のものです。
観そびれて残念に思った作品は『ミッドナイト・イン・パリ』。
(ブログ記事には必ず自分で撮影した画像を載せることにしていますが、横田基地以外の←外国画像はありません)
映画やテレビ鑑賞よりも読書の方が馴染んでいるので字幕派です。