2020年4月
※クリック注意!ネタバレ・感想あり※
★は私の主観によるものです。
★★=ふ~ん…
★★★=ちょっと興味深く、観た甲斐あり
それ以下/以上のものは、それぞれの理由でもっと感情が大きく動いた作品です
※以下ネタバレ・感想※
ヘアスプレー ★★★★
オシャレコンテスト映画?とスルー予定だったのですが、妙に評価が高くて気になりました (Yahoo!映画で★4.2) 。観て納得。
オープニングからウキウキさせてくれて、笑って泣ける映画。トレーシーの笑顔は身体に負けず豊かで、ペニーの髪と服が常に可愛いです。くるくるツインテールの時が特に!
バック・トゥ・ザ・フューチャーの両親の出逢いと同じくらいの年代かなと思ったのですが、それは1955年なんですね!こちらは1962年、電線だらけだし、人々はオゾンホールを広げまくりながらも魅力的なボルチモア。
トレーシーには「平川のおじさん」っぽさがありますね!アイネスは虐待死した心愛さん似…?
(こちら、平川のおじさん)
トレーシーとペニーの役者、Wikipediaによると後にそれぞれ揉め事を起こしたそうで残念です。
途中、アメリカンなスケールのチャーミーグリーン?あり。この面子では貧相に見えるパパも、なかなか鈍感力の激しい、頼れる味方。それにしても、あのレトロおもちゃ店の小道具は一財産分ありそうです。
おっさんの声だと思ったら、本当におっさん。
(いやトレーシーとか平川のおじさんではなく)
ウンベルトD ★★★
老人の愛犬はジャック・ラッセル・テリアに見えますが、作中で「雑種」と言っています。名前はフランクではなくフライク。じっくり確認する時間がありませんでしたが、何頭かでキャスティングされていますか?テリアにしてはずいぶん大人しく、時々尾の巻きが強いような?
他、ちらりとですがボクサー等、様々な犬を見る機会あり。
(野犬収容所やドッグホテル)
1時間半に満たない短い映画だとは思っていましたが、これからますます放っておけないところで放り出されてしまいました。
苦境にありながらも美しい下宿や町並み、そして郊外は、カラーで見てみたい気もします。
レフト・ビハインド ★★★
「レフト」は左じゃなかったんですね。←
消えた人数、全世界なら億単位じゃないの?と思いました。
ところで、教会に居た男性ですが、Wikipediaには「神父」とありましたが字幕は「牧師」、私の耳にはブラザーと聞こえました。何者?
機内の人々は、けっこうセリフの多いフットボーラーの妻よりもその他大勢の方が演技上手くないですか?
続編があるみたいですが、私の予想ではみんな子供を欲しがらなくなるのではないかと思うのですが、どうでしょうね?
犬は、ほんの一瞬ブラックのラブラドールが映ります。
ワイルド・サバイバル ★★★
だいたい結末読めるから観るの止そうかな…と思いましたが、犬が出てくるので、観て良かったです。
私も最初はハスキーかなと思ってしまいました (バリケンに入っていたので) 。修行が足りませんね。美形のアラスカン・マラミュート、名前チヌークです (犬種でチヌークって居ますけれどね!) 。危険なほど暑がっている感じではなくてとりあえず安心ですが、本当にアフリカで撮ったのでしょうか?象とかは合成ですよね?スマホ視聴なのでキリンにテグスが着けられているのかよだれを垂らしているのかよく見えませんでした。
犬以外の動物達とのふれあい等は思いきり子供向け夢物語。お子様に観せる場合は、野生動物、山火事、生水の危険性についてきちんと説明しましょう。特に火の扱いなんかは、オーストラリアやカリフォルニアの子供が誤ったサバイバル知識をつけてしまうと怖いなと感じました。
(昔何かで読んだ本では、畑仕事ですが野焼きをしようとして、昼間炎が見えず失火しそうになっていました。私にとっては成人してからの知識です)
そう言えば暮れから今年の始めの心配事は山火事でしたね。遠い昔に思えます。
しかしセスナから野生動物の群れを見下ろす光景は綺麗で、ライオンキング風の音楽も快かったです。
南極料理人 ★★★
こちらは、タロジロまたはチヌーク等は登場しません。
しかしながら私は「極地研究所」そして「海上保安庁試験研究センター」のある立川市在住ですので、猛烈に楽しみにしていました。
隊員8名のうち、2人は極地研から、主役の料理人は海上保安庁からの派遣。最初うおぉと盛り上がりましたが、むさいオッサンの個体識別が難しいし、内陸すぎてペンギンどころかウイルスも居ない環境の中、死に直結するはずの軽率な行動が多くてがっかりでした。過去、犬に餌をやりに出て亡くなった越冬隊員も居るのに… (←極地研で知りました。そちらは昭和基地からの遭難ですが、ドームふじ基地は標高も高い内陸部でもっと危険度が高いのでは?) 。この話は実写ではなく、漫画やエッセイで見た方が楽しそうです。
料理は豪華で盛り付けも美しく、驚くほどの品数ですが。
主演は堺雅人だったんですね!映画に挟まれるCMで半沢直樹の予告編を散々見ていたのに気付きませんでした。←
妻と娘役の髪がものすごくツヤツヤ!娘の演技がびっくりするほど上手いです。
最初に1997年と出ているので、作中の極地研は板橋区という設定なのでしょうか (立川市への移転は2009年らしいです) 。
作中音楽、フィガロの結婚序曲とワルキューレの騎行は余裕で判ったのに、愛の挨拶が「どこかで聴いたクラシック」状態で、クレジットで出なかったら探し当てられないところでした。趣味が偏っている上に金管楽器が編成に入っていないと全然ですね。
ところで、EOS5って実際マイナス70℃いけるんですか?
(私が持っているのは55とKiss5ですが、今は埃をかぶっております)