2020年4月
※クリック注意!ネタバレ・感想あり※
★は私の主観によるものです。
★★=ふ~ん…
★★★=ちょっと興味深く、観た甲斐あり
それ以下/以上のものは、それぞれの理由でもっと感情が大きく動いた作品です
※以下ネタバレ・感想※
(前回『ヘアスプレー』を観ました)
大統領の執事の涙 ★★★
執事セシル、ワシントンD.C.に来てから急に恰幅が良くなるので別人かと思いました。
歴代大統領、きっと良く似ているんでしょうが実は全然知らないので堪能できず残念。
『ヘアスプレー』でのデモがソフトだったので、昔観たアラバマ物語みたいな地域とは温度差があるのだろうと思いましたが、『ヘアスプレー』の舞台ボルチモアのあるメリーランド州も南部だったんですね!?
(でもアラバマ州やジョージア州などはいわゆる「ディープサウス」ですよね…?)
今回「白人が黒人を殺しても罪に問われなかった」時代があったと知り、『ヘアスプレー』でペニーが「黒人居住区に行くのは怖い」などと言って、逆の方がもっと怖いと言い返された理由がようやく分かりました。
ちなみに、『ヘアスプレー』のイケメン「シーウィード」役=『大統領の執事の涙』執事の次男「チャーリー」役とのこと。
『大統領の執事の涙』に話を戻しますが、ホワイトハウスを訪れる子供にクッキーを渡すんですか!?ボロボロこぼすし、手がベタベタしますよ!!
キング牧師が作中で心に響くことを言ったのでググってみたら、少し悲しくなりました。誰にでもスキャンダルってあるんですね。
犬は、ルイジアナ・カタフーラ・レパード・ドッグ (始まりはジョージア州ですが) ?っぽい、アメリカ感の強い毛色の犬が。あとはデモを鎮圧するジャーマン・シェパード、そしてトイレの中に何故か2頭のビーグル!?いずれもちらりと登場。
そう言えばトランプ大統領ってファースト・ドッグ不在ですね。私が執事だったら超がっかりです。でも私が犬だったらあの飼い主は何となくイヤです。←
キャプテン・フォックス 反逆の芸術家 ★★
同僚の才覚で億万長者にでもなるのかと思いきや。
主人公のパッとしない雰囲気、『さよなら、僕のマンハッタン』を思い出しました。キャプテン・フォックスの舞台はイギリスですが。
キツネ、市販の被り物だと思うのですが、著作権は大丈夫なのでしょうか?
ブラックキャブって、今はこんななんだ〜…紺色のもあるんですね。
確かに、キツネと芸術は親和性があります。
ザ・コール 緊急通報指令室 ★★★
短いながらもちょうど良くまとまって、ハラハラドキドキさせてくれる映画。雑談のシーンこそが、何故か泣けますね。
犯行動機とラストがちょっとぶっ飛んでいるのが惜しいです。もっとリアル寄りだと、どんな風に誘拐が起きるのでしょうか (利益絡みや親権の揉め事以外で) 。
ケイシーだって被害者なのに、途中の2人が巻き添えになってしまったように見えたのは何故でしょう?ケイシーは悪くない!!
主演ジョーダン役のハル・ベリー、華奢で綺麗ですね!前に配信していた『チョコレート』、今更ながら観れば良かったかもです。
ファング一家の奇想天外な秘密 ★★★
『ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族』に通じるものもなくはないですが、『キャプテン・フォックス 反逆の芸術家』寄りでした。
興味深いアイデアは多々ありますが、まあ酷い両親で。
クリストファー・ウォーケン、『ヘアスプレー』でも父親役でしたが、今回はぶっ飛ばしてやりたくなりましたよ (役者的には褒め言葉?) 。この父のクローンみたいな子役にはびっくりです。
ニコール・キッドマンの髪型が素朴で可愛いですね!
ラストがあまり面白くなかったのが残念。
ザ・ボーイ〜人形少年の館〜 ★★
開始3分過ぎにもう死因が判った!…と思ったものの、もうちょっと複雑でしたね。オカルトまたは精神疾患路線かと思いきや、ジェイソン&サイコ風味!?
元の子供が美少年なのだから、美しい人形を愛でれば良かったのに。きっと不気味に撮りやすい造形を重視したんですね?本当に綺麗な人形を、美しいままどんどん状況的に恐ろしくしてこそ映画として素晴らしくなると思いますけれどね。
痛くないホラーなら楽勝なのですが←、最後に切った張ったの激痛騒ぎになってくれました。こんなステイホームはあんまりだ…。
(人形を独りにしてはいけない決まりなのです)
続編作っちゃいそうなラストだと思ったら、本当にあるっぽい!?…う〜ん、観ないかもです。←
(ちゃんと息の根を止めておかないから…)
20分保たずに視聴中断したのは『虎影』。忍者ものですが変な映像で。
その勢いで『るにん』も観ずにリストから削除。
時間が無くて観られなかった映画は『シャッフル』 (邦画) 。
でも4月、もっと観てますよ!!